非常に効果の高い無料の物で、渓流魚を数多く釣る裏技

川魚ならではのあっさりとした風味・味わいを好む方も多いと思います。
筆者も田舎の山間部、川の中上流付近でで育ったので、魚といえば川魚が好きです。
七輪で墨で焼いて醤油をかけて食べるのですが、あっさりとした白身と醤油の組み合わせが美味しいのですよね。
そういった魚の中でも極上なのが、川の上流にしか生息しないヤマメ・イワナ・ニジマス等です。
川の上流ですから水の汚染もほぼ皆無な状態で、その中で育っているのでなおさら美味しいわけです。
そういった魚を狙う釣り人もたくさん釣りたいのですが、なにせ渓流魚は警戒心が強いです。
おまけに水も綺麗に澄んでいるので、人影が魚の目にも付きやすく余計に警戒されます。
そうすると岩場に隠れたりするので、とても釣りづらくなります。
しかしそんな警戒心の強い淡水魚を簡単におびきだす裏技があります。
とにかく、まずはオスのヤマメ・イワナ・ニジマスを釣り上げます。
そして、そのオスの腹を裂いて白子(精巣)を取り出します。
それをあらかじめ持参しておいたすり鉢ですりつぶします。
すりつぶすと中の精子が出ますので、それを川上から流します。
上手く狙ったポイントに流れる様に、葉っぱ等を流して事前に練習しておくとよいでしょう。
そうすると、岩場等に身を潜めていた魚が出てくるのです。
姿を現してくれればこちらのもの。
あとは釣りのテクニックを駆使すれば大漁も夢ではありません。
何故この行為によって魚が活発に出てくるのでしょうか。
それは、川の中を流れる精子の匂いを嗅ぎつけた魚が「産卵活動が始まった」と勘違いして、自分も参加しようと集まってくるのです^^
魚の本能を利用した見事な手ですね。
まあ魚だけではなく、人間もよく引っ掛りそうな方法ですよね。
すり鉢を持っていなかったり忘れたりした場合は、川の中の適当な石の上で白子をすり潰すという方法もあります。
しかしすり鉢で行った方が狙ったポイントに精子を流しやすいですし、最後にすり鉢を水の中につけて洗う様にする事により最後の一滴(一粒?)まで白子を有効利用できます。
ここまで絶大な効果がある白子ですから、是非全部有効利用するためにもすり鉢の使用をおすすめいたします。